埼玉・蕨の郵便局立てこもり 87歳を殺人未遂などの罪で起訴

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さいたま地検=平本絢子撮影 拡大
さいたま地検=平本絢子撮影

 埼玉県蕨市の蕨郵便局で2023年10月に起きた人質立てこもり事件で、さいたま地検は19日、住所不定、無職、鈴木常雄容疑者(87)を殺人未遂などの罪で起訴した。地検は認否を明らかにしていない。

 起訴状などによると、鈴木被告は23年10月31日午後1時10分ごろ、戸田市の戸田中央総合病院に向けて拳銃1発を発砲し、医師ら2人を負傷させたとしている。その約1時間後には蕨郵便局で女性職員2人を人質に立てこもり、屋内外に向けて拳銃を1発ずつ発砲し、駆け付けた警察官を殺害しようとしたなどとしている。

 鈴木被告は刑事責任能力の有無などを調べるため、1月から約3カ月間、鑑定留置されていた。【加藤佑輔】

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