DeNAドラフト1位の度会隆輝外野手が“神宮初安打”を放った。3回1死、ヤクルト右腕サイスニードの初球141キロのカットボールをきれいに中前にはじき返した。一塁ベース上で手をたたいて10打席ぶりの安打。続く関根は三飛に倒れるも、佐野が右前打でつなぎ、2死一、二塁から牧の右前に落とす先制の2点適時二塁打でホームを踏んだ。

神宮はかつてヤクルトでプレーした父博文さん(52)の影響で小さいころから遊び場だった。古田敦也氏らそうそうたるメンバーを遊び相手にヤクルト側のクラブハウスを走り回った。キャッチボールをしてもらったことも。この日、「6番右翼」で先発の青木も神宮のクラブハウスで一緒に風呂に入った思い出もある。常に「どうしても結果を気にしてしまいますけど、投手に対してどの球を意識するかとかを考えて行きたい」と話すルーキーが、プロ入り後初の神宮で結果を示した。

【関連記事】DeNAニュース一覧