築地市場跡地に5万人規模スタジアム建設へ 事業者は三井不動産など

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再開発が予定されている築地市場跡地=東京都中央区で2022年11月2日午前11時41分、柳澤一男撮影
再開発が予定されている築地市場跡地=東京都中央区で2022年11月2日午前11時41分、柳澤一男撮影

 東京都は19日、築地市場跡地(中央区)の再開発事業予定者を三井不動産を代表企業とし、読売新聞グループ本社やトヨタ不動産など計11社で構成する企業連合に決定したと発表した。野球などのスポーツを行う5万人規模のスタジアムのほか、ホテルや複合ビルの整備を計画している。2025年度に着工し、38年度に施設全体の完成を目指している。

 都によると、集客施設では国際スポーツ大会やコンサート、大規模展示会の開催を想定。国際会議場やシアターホールの整備も計画している。

 都が保有する築地市場跡地の敷地面積は約20ヘクタール。18年に市場機能が豊洲市場に移転した後、大型駐車場を整備し、東京オリンピックの輸送拠点として活用した。都は22年から事業者を募集。二つのグループから事業提案を受け、外部有識者による審査委員会で選定を進めていた。【島袋太輔】

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