佐賀で駐機の陸自オスプレイ、5カ月ぶり飛行再開 4月中に木更津へ

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陸上自衛隊目達原駐屯地で約5カ月ぶりに飛行を再開したV22オスプレイ=佐賀県吉野ケ里町2024年4月19日午前10時31分、五十嵐隆浩撮影 拡大
陸上自衛隊目達原駐屯地で約5カ月ぶりに飛行を再開したV22オスプレイ=佐賀県吉野ケ里町2024年4月19日午前10時31分、五十嵐隆浩撮影

 2023年11月の米軍CV22オスプレイの墜落事故以降、陸上自衛隊目達原(めたばる)駐屯地(佐賀県吉野ケ里町)に駐機していた陸自V22オスプレイ1機が19日、約5カ月ぶりに飛行を再開した。19日は同駐屯地周辺の空域を飛行した。20日に高遊原(たかゆうばる)分屯地(熊本県益城町)に移動し、4月末までに木更津駐屯地(千葉県木更津市)へ戻る予定。

 V22オスプレイは19日午前10時半ごろ、目達原駐屯地内の滑走路から飛び立つ様子が確認された。

 このオスプレイは23年11月28日に同駐屯地に飛来。翌日に鹿児島県・屋久島沖で墜落事故が発生し、米軍と陸自は全てのオスプレイの運用を停止していた。その後、在日米軍は24年3月14日に普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)で、陸自は同21日に木更津駐屯地で飛行を再開。防衛省は「練度の回復に一定のめどがついた」として目達原駐屯地での飛行も再開させる方針を示していた。

 同省は佐賀空港(佐賀市)への陸自オスプレイ配備計画を進めている。【五十嵐隆浩】

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