ビキニフィットネスアスリート安井友梨が始球式を務めた。

ワインドアップから61キロのワンバンド投球を披露した。「(フィットネスの)大会より緊張しましたが、めちゃくちゃ楽しかったです。幸せな時間を過ごさせていただきました。今回、挑戦させていただいたことがまた世界一につながりそうだなと思っています」と笑顔で話した。

安井は愛知県出身の元外資系銀行員。30歳の15年からトレーニングを開始し、10カ月で第2回オールジャパンビキニフィットネス選手権に優勝。国内8連覇中だ。

19年にはアジア選手権総合優勝、21、22年は世界選手権大会準優勝。昨年も大会3週間前に足を粉砕骨折したが強行出場した国内大会で優勝した。同年11月のIFBB世界フィットネス&ボディビル選手権のフィットモデル競技172センチ以下級で悲願の日本人史上初の世界一に輝いた。