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サクランボの生産量日本一を誇る山形県東根市で18日、全国に先駆けてサクランボの観光果樹園が開園した。同市の「神町りんご研究所」ではオープニングセレモニーに招待された地元の園児が真っ赤に実ったサクランボをほおばり、一足早い初夏の味を楽しんだ。
高級品種「佐藤錦」発祥の地で知られる同市の約20の果樹園では、6月に温室から露地ものに切り替わり、7月上旬までサクランボ狩りを楽しむことができる。
新型コロナウイルス感染症の影響で減少していた来場者も徐々に回復し、昨年は12万人以上が訪れた。
同研究所代表の須藤一元さん(58)は「今年も甘くておいしいサクランボができた。ぜひ手に取って食べていただきたい」と語った。【竹内幹】