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米軍オスプレイ墜落

米軍のCV22オスプレイが2023年11月29日、屋久島沖で墜落。国内で起きた米軍オスプレイの事故で死者が出たのは初めてです。

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陸上自衛隊オスプレイ、19日にも再開 米軍機墜落から5カ月 熊本

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木更津駐屯地周辺を飛行するオスプレイ=千葉県木更津市で2024年3月21日午後0時42分、渡部直樹撮影 拡大
木更津駐屯地周辺を飛行するオスプレイ=千葉県木更津市で2024年3月21日午後0時42分、渡部直樹撮影

 2023年11月に鹿児島県・屋久島沖で米軍輸送機オスプレイが墜落した事故を受け、熊本県益城町の陸自高遊原(たかゆうばる)分屯地に駐機していた陸自オスプレイ1機が19日にも飛行を再開することが県などへの取材で判明した。

 九州防衛局は佐賀県吉野ケ里町の陸上自衛隊目達原(めたばる)駐屯地に駐機する1機の飛行も再開する方針で、この機体は20日にも高遊原に移動する。当面は安全確認のため熊本周辺で計2機が飛行する見通しだ。

 12日に九州防衛局が熊本県に計画を説明した。県は事故の再発防止の他、住宅地上空や低空での飛行を避けるよう求めた。2機は分屯地に駐機して不具合がないか確認し、順次、暫定配備されている千葉県の陸自木更津駐屯地へ戻る。

 事故後、米軍は全オスプレイの運用を一時停止していたが、日本国内では3月14日に再開。陸自も同21日に木更津駐屯地での飛行を再開した。【中里顕】

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