【ドーハ17日=佐藤成】パリオリンピック(五輪)アジア最終予選兼U-23アジアカップ(杯)に出場しているU-23日本代表MF山本理仁(22=シントトロイデン)が、今季限りで現役引退を表明した元日本代表MF長谷部誠(40=フランクフルト)について言及した。

パリ世代は、昨年3月のドイツ遠征時に宿舎を訪れた長谷部と交流があった。そこで直接会った山本は「僕らが小学生時代とかに見ていたヒーローでもあり、憧れの選手でもあるので、引退するのは寂しい気持ちはもちろんあります」とコメント。その上で「やはりそういう選手を自分だったり(藤田)譲瑠(チマ)だったり中(盤)の選手が超えていかないといけないと思う。歴史を作れるのは自分たちしかいない。今まで日本サッカーを盛り上げてくれて、高いレベルまで持ってきてくれたことに感謝しつつ、超えるということを自分らは目指していかないといけないと思います」と力強く語った。

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