最下位ヤクルトが、11日巨人戦(神宮)以来、今季2度目の完封負けを喫した。3試合連続で2番に入っていた村上宗隆内野手(24)を12日DeNA戦(ハマスタ)以来の4番に戻したが、2打数1安打と得点にはつながらなかった。

この日は2番にオスナが入り、3番に塩見、5番にサンタナと日替わりで打線をアレンジするが、全体で5安打無得点。高津臣吾監督(55)は「いい並びかなと思って、また(村上を)元に戻したんですけどね。点取らないと、ロースコアのゲームになることは間違いないんですけどね。点取らないと勝てないですね」と表情を曇らせた。

「要はランナーがスコアリングポジションと言われるところにいったときにどういうバッティングをするか、打つか、打たないかというところが結果としては大きく変わってくると思いますね」と続けた。「毎日のようにいろいろな人を使ってね、並びを変えてとかいろいろやっているんですけども、まあ、ちょっとうまくいってないのが現状ですね。点が取れてないのでね。あとは、まあ…そうですね、はい」と歯切れは悪かった。