痛恨の“お見合い”で阪神のピンチが広がった。

2点リードの4回無死一、二塁。岸田の犠打は伊藤将司投手(27)とチャージをかけた一塁大山悠輔内野手(29)のちょうど間に転がった。この打球処理を両者が一瞬、見合わせる形に。大山が慌てて捕球し一塁へ送球も、一塁カバーに入った中野拓夢内野手(27)にハーフバウンドのスローイングとなってしまった。中野は捕球できず、打者走者もオールセーフ(記録は犠打+大山悪送球)。無死満塁のピンチをつくってしまった。

ここから伊藤将が踏ん張った。8番吉川を一ゴロ。9番投手の赤星を空振り三振に仕留め、最後は1番萩尾の一、二塁間の打球を大山が好捕し、一塁カバーに入った伊藤将へ送球を決め、スリーアウト。なんとかピンチを乗り切った。

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