子どもの英検取得「だらだら後回し」は危険な背景 推薦や一般入試でも重視される英検の攻略法

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ドラゴン桜 西岡壱誠 孫辰洋
(漫画:©︎三田紀房/コルク)
ここ数年の大学入試では、英検を取得しているかどうかを、重視する大学が増えつつあります。オンライン学習塾のリザプロを運営する孫辰洋氏と、偏差値35から現役東大生社長となった西岡壱誠氏がタッグを組んだ『ドラゴン桜公式 10日で攻略 ドラゴン英検2級』を一部抜粋・再構成し、英検を取得するために意識しておくとよいことについて、お話しします。

みなさんは英検に対して、どのようなイメージを持っていますか?

就職活動での評価や、一部の大学受験でのみ使える資格という印象があるのではないでしょうか。受験生の子を持つ親御さん世代の人からすると、「必要不可欠というわけではないが、取っておいても損はない資格」という印象があると思います。

しかし現在では、英検は「必要不可欠」な資格になってきています。

英検取得が受験の評価ポイントに

受験を控えた高校生が受ける資格という印象があったと思いますが、小・中学生もどんどん英検を取るようになっています。

かつては高校3年間で2級を取れるといいだろう、と言われていたにもかかわらず、最近では中学生の間に取得するのが普通になっています。さらには小学生で、英検2級を取得する子どもたちもいます。

ここ数年では高校受験・中学受験においても、「英検を取得していること」で評価される場合が増えてきています。

また大学受験では、総合型選抜(推薦入試)で英検取得を条件に課す大学も増えています。

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