「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏(47)が16日までにX(旧ツイッター)を更新。外交で存在感を発揮する岸田文雄首相に対して私見を述べた。

1月1日には能登半島地震が発生した。岸田首相が先週、米国を訪れた際、輪島塗のコーヒーカップとボールペンをバイデン米大統領にプレゼントしたことを称賛した投稿を引用。ひろゆき氏は「輪島塗の作業所は復興出来てないところがほとんどで、再開の目途が立ってないです」と切り出し「岸田首相は外交でカッコいいことしても、輪島塗りという日本の文化が亡くなることに何もしてない人ですよ」とつづった。

ひろゆき氏の投稿に対し、フォロワーが岸田首相の投稿を引用。2月2日に「輪島塗に代表されるように能登半島は伝統的工芸品産業が盛んな地域です。大きなダメージを負ったこの分野にも、しっかりとした支援を行います。なりわい再建支援補助金に加えて、伝統工芸品作製の道具や原材料に対して3/4補助・最大1000万円の支援を用意しました。迅速な事業再開を後押しします」と投稿している。

岸田首相は2月24日、2回目の被災地入りで石川県輪島市と穴水町を訪れ、伝統工芸品「輪島塗」の仮設工房を全額国費で4月中に開業させることを明らかにしている。

ひろゆき氏の投稿に対し「なんで発言する前に調べないんすか?」「流石にいちゃもんがすぎる」「別にええがな。なんでもかんでもケチ付ける人やなぁ」などのコメントが寄せられている。

ひろゆき氏は15日にも、能登半島地震の復興などについて「能登は復興出来ないのではなく、自民党と公明党が復興する気がないからです。日当五万円出せば、日本全国から作業員も集まるし、機械も出てくる。生活インフラを復興するという国民生活を支える最低限の事すらしてない。自民党の幹事長は領収書無しで50億円使えるのにね」と記述している。