子どもの笑顔思い浮かべ 二見興玉神社でこいのぼり奉製が最盛期

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子どもたちの健やかな成長を祈り一つずつ丁寧に仕上げられるこいのぼり=三重県伊勢市二見町の二見興玉神社で2024年4月15日午後2時8分、大竹禎之撮影
子どもたちの健やかな成長を祈り一つずつ丁寧に仕上げられるこいのぼり=三重県伊勢市二見町の二見興玉神社で2024年4月15日午後2時8分、大竹禎之撮影

 観光名所の夫婦岩(めおといわ)で知られる三重県伊勢市二見町の二見興玉神社でこいのぼりの奉製が最盛期を迎えている。社務所では神職や巫女(みこ)が一つずつ丁寧に仕上げている。

 毎年恒例の作業で、今年は3月中旬ごろから作業が始まり、約700本の奉製が予定されており、4月末くらいまで作業が続く。3人の巫女が長さ90センチ、太さ8ミリの木製の丸棒に約70センチの黒とピンクのこいのぼりと神社の名入りの短冊を一つずつ丁寧に結び付けていった。作業に取り組んだ山本侑奈さん(22)は「子どもさんたちの健康と、授与された子どものうれしそうな笑顔を思いながら一つ一つ丁寧に仕上げています」と話した。

 23日には伊勢市二見町のふたみ保育園の園児たちを神社に招待し、成長を祈り、参拝後に神職、巫女からこいのぼりを贈る。

 こいのぼりは同神社で5月5日まで授与されている。初穂料は700円。【大竹禎之】

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