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逆風の自民、攻勢強める野党 唯一の与野党対決、島根1区補選

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候補者の出陣式で気勢を上げる支持者ら=松江市で2024年4月16日午前9時51分、武市智菜実撮影
候補者の出陣式で気勢を上げる支持者ら=松江市で2024年4月16日午前9時51分、武市智菜実撮影

 16日に補欠選挙が告示された衆院3選挙区は、いずれも自民系前職が「政治とカネ」に関わる事件や疑惑に絡んでいた。唯一の与野党対決になった島根1区だけでなく、東京15区や長崎3区でも政治への信頼回復が主要論点になりそうだ。

 3選挙区で唯一の与野党対決となった衆院島根1区(松江市など)は、自民党の細田博之前衆院議長の死去に伴う実施。島根は1996年の小選挙区制の導入以降、全国で唯一、自民が県内全ての小選挙区議席を独占してきた「保守王国」。自民にとっては補選全敗阻止に向け必勝を期したい戦いだが、ここでも派閥の政治資金パーティー裏金事件が影を落としている。

 「自民党を巡る政治資金の問題で大変な政治不信を招いている」。16日午前、松江市の県庁前。自民新人で元財務官僚の錦織功政氏(55)の出陣式に駆けつけた小渕優子選対委員長は、裏金事件の陳謝から応援演説を始めた。演説では島根が誇る故・竹下登元首相の功績を振り返る一方、細田氏には軽く1回触れただけだった。

 こうした対応は、…

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