阪神高橋遥人投手(28)が、17日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(鳴尾浜)で893日ぶりに実戦登板を果たす。先発として1イニングを予定。

7日に打者と対戦し、10日には中2日のシート打撃登板で打者8人に安打性1本。最速は146キロも計測した。準備を整え、いよいよ21年11月6日のクライマックスシリーズ巨人戦(甲子園)以来となる実戦マウンドに臨む。

和田2軍監督は「ブルペンの通りというか、本当に思いきり腕を振って。遥人らしい球が出ればいい。893日ぶりか。まあまあ、いろんな思いを持って明日マウンドに上がると思う。結果はいいというかね、結果うんぬんじゃないから。しっかり腕を振って、遥人らしいピッチングを見せてくれたらいいよね。それだけ」と期待を口にした。