MLBジャーナリストのAKI猪瀬氏が15日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)にリモート生出演。MLBドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳、水原一平容疑者(39)が銀行詐欺容疑でロサンゼルスの米連邦地検から訴追されたことについて言及した。

米連邦地検によると、水原容疑者は大谷がメジャー4年目を終えた21年12月からドジャース移籍後の今年1月までに、違法の胴元を通じ通算1万9000回、1日平均約25回の賭けを行っていたとしている。

猪瀬氏は水原容疑者を過去に取材した経験があるといい、シーズン中も含め異常な回数で賭博していたことについて私見を述べた。「シーズン中もこれだけ頻繁にメールやテキスト(送信)ができる、何でこういうことができたのかなと。1つだけ思い当たるのは」と切り出した。

「水原一平は愛煙家なんですね。球場やクラブハウスの中では、タバコは吸えません。なので、一平がタバコを吸おうかなと思うと、必ずクラブハウスの外、球場の外に出なきゃいけない。そういうシーンでよく、携帯をイジっているのは見たことがあります」と打ち明けた。

さらに「だから、大谷さんの横を離れる理由として、『タバコを吸ってきます』と言って、離れている時に携帯のやりとりをしていたのかなと。今思うと、そういう推測ができる」と語った。

大谷は遠征先ではホテルから出ないといい、猪瀬氏は「そこは一平にとって、自分の時間にしていた気がする」と話した。