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2023年5月に歌手活動から引退していた橋幸夫さん(80)が15日、東京都内で記者会見を開き歌手活動を再開すると発表した。
橋さんは、歌手活動をやめて以降、ファンから活動再開を願う声が寄せられたことを明かし、「引退会見でけじめをつけたつもりだったが、歌を歌うことが(自分の)使命だったんだと思った」と話した。そして「声が出なくなるまで(歌手活動を)やりたい」と頭を下げた。
橋さんは1960年に「潮来笠」でデビュー。舟木一夫さん、故・西郷輝彦さんと共に「御三家」と呼ばれ、日本レコード大賞を2度受賞した。21年10月に喉の衰えを理由に歌手活動からの引退を表明し、23年5月に東京・浅草公会堂で「ラストコンサート」を開催していた。
この日は「襟を正すという意味で」紋付きはかま姿で会見に臨んだ。不安視される喉の調子については「楽に(声が)出るようになってきた部分もある」と自信をのぞかせた。生涯現役かを問われると「そうだと思う。亡くなるときが最後」と答えた。
4月26日に大宮ソニックシティで開催する「橋幸夫フィルムコンサート&トークショー」が復帰の舞台になるという。【西本龍太朗】