楽天コディ・ポンセ投手(29)が15日、先発する16日オリックス戦に向けて楽天モバイルパークで調整した。

9日の同戦では初回に2点を先制され、5回9安打5失点で敗戦投手になった。「前回の反省を生かして、コントロールをしっかり重視するということと、どの球種もゾーン内に収めるというところがカギだと思ってます」。対オリックスは日本ハム時代から0勝6敗。今度こそ天敵から初勝利をつかむ。

ポンセは今季から楽天に入団。開幕後はビジターで2試合に登板したため、本拠地初マウンドとなる。「やっぱりファンが大勢駆けつけてくれる球場なので、彼らのために、彼らの声援というのは楽しみの1つでもありますし、ビジターじゃなくて、ホームで、ホテルじゃなくて、この仙台で投げるっていうところは非常に楽しみです」と力を込めた。

チーム内では体調不良者が続出し、先発の荘司、中継ぎのターリー、抑えの則本と投手陣の軸となる選手が登録抹消となった。だからこそ、カード頭を担うポンセが初戦を取り、チームを勢いづけたい。「毎週、毎週、やはりこのペナントレースっていうのはバトル、戦争に近いので、1球1球、魂を持って投げられれば」と決意を込めた。

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