アルメリア戦で途中出場したレアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)について、クラブの地元紙は採点なしとした。

Rソシエダードは14日、最下位アルメリアと対戦。ベッカーとオヤルサバルのゴールで2度リードを奪ったにもかかわらず、最終的に2-2で引き分け、連勝が3でストップした。

前節アラベス戦で右足ハムストリングを痛め、けが明けの久保は3試合ぶりにベンチスタート。2ー1でリードしていた後半25分に投入されるも、大きな見せ場を作ることはできずに試合を終えた。

クラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアはこの日の久保について、「ほとんどプレーに関与せず、練習不足が感じられた」と評すも、出場時間が短かったため、採点をつけなかった。

チームトップはベッカーで7点(最高10点)。続いてル・ノルマン、ハビ・ガラン、スビメンディ、オヤルサバルが6点、レミーロ、スベルディア、ミケル・メリーノ、ザハリャン、バレネチェアが5点。

一方、トラオレはチーム最低の2点。トゥリエンテス、アンドレ・シウバ、パチェコは久保同様に採点なしだった。

久保のスペインリーグ成績は24試合(先発21試合)、1817分出場、7得点3アシスト。Rソシエダードの成績は31試合13勝11分け7敗の勝ち点50で、6位の座をキープした。

Rソシエダードは次節、21日にアウェーで久保の古巣で10位のヘタフェと対戦する。(高橋智行通信員)