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岸田文雄首相が8日から国賓待遇で米国を訪問する。支持率が低迷する岸田氏にとって、日本の首相として9年ぶりの「国賓訪米」は国内に外交手腕をアピールする絶好の機会だが、米国で日本の存在感を示す機会でもある。米国から見れば、首相が発信すべきことは何なのか。
バイデン政権の発足後、日米関係は連携分野が広がり、「同盟はかつてなく強固」(2023年1月の日米共同声明)と宣言するほどになった。近年の日米首脳会談は中国にどう向き合うかが主眼で、立場の違いが表面化する場面はほとんどなかった。
ただ、今回の「国賓訪米」は様相が少し異なる。
国際情勢では、イス…
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