歌手和田アキ子(73)は7日、MCを務めるTBS系「アッコにおまかせ!」(日曜午前11時45分)に出演し、それぞれの芸能活動を通じて自身にいくらギャラが支払われているか「全然知らん」と明かした。

同番組ではこの日、ドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳、水原一平氏の違法賭博疑惑について特集。大谷は、水原氏によって自身の口座から総額400万ドル(約6億8000万円)以上が違法ブックメーカー側に送金され、自身はそのことに気付かなかったという趣旨の説明をしているが、これに関連し、過去に約22億円をだまし取られた経験を持つ日本ハム新庄剛志監督が、資金管理を任せていた人物に横領され、現役引退直後に通帳の残高を確認した時は、約2000万円しかなかったと告白したことにも触れた。

これを受け、和田は「私も(自分の)ギャラ、全然知らんもん。給料制やから」と述べ「『アッコにおまかせ!』のギャラも知らん。マネジャーに任せているから、どうなっているか分からん。決まったものをもらうだけ。デビューして56年、ずっと」と、明かした。

すると、お笑いタレント陣内智則(50)ら出演者から「意外と『アッコにおまかせ!』(のギャラ)安いんですよ」と、「直訴」されるひと幕があった。

これに司会の峰竜太(72)が「おい!言われているよ!」とスタッフに呼びかけると、自身の冠番組ということもあってか、和田は「知らんがな。そんなの」と不機嫌?な反応に。「安すぎる」など出演者からの訴えが止まらず、和田は「大谷問題じゃなくて、じゃあ『アッコにおまかせ!』(のお金の問題)について、1回(特集を)やってみるか?」と、笑いながら応じてみせた。