EXILE TRIBEのTHE RAMPAGEが6日、長野ビッグハットで全国アリーナツアーの初日公演を行った。

オープニングでメンバー16人の顔がスクリーンに大映しになる度にファンの黄色い歓声がこだま。最新曲「CyberHelix」の初歌唱で幕を開け、ボーカル川村壱馬(27)は「皆さん、盛り上がっていきましょう!」と絶叫。その後も“売り”のヒップホップサウンドと派手なパフォーマンスでステージを彩り続けた。ファン投票1位「100degrees」の歌唱では客席やステージを駆け抜けて火炎も飛ばした。

今年は結成10年の節目だ。パフォーマー5人の派生ユニット、MA55IVE THE RAMPAGEの初ライブツアーの開催が決定し、さらに幻冬舎とのコラボで、7月からメンバー全員がソロの写真集やエッセーなどを毎月発行する。

公演前の取材で川村は「東京ドーム公演はしているので、次はドームツアーをやりたい。そして日本中を元気にしたい」。リーダー陣(29)は「今年で30歳になる。10代、20代で培ったものを生かしてこれから一気にアップデートしていく」。藤原樹(26)も「RAMPAGEの輪を日本中に広げたい」と誓った。

グループ名は「暴れ回る」の意。節目のスタートをド派手に飾った16人は7月の千葉公演まで11カ所21公演を暴れ回る。【松本久】