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人形浄瑠璃文楽の十一代目豊竹若太夫(わかたゆう)さんの襲名を披露する4月文楽公演が6日、国立文楽劇場(大阪市中央区)で始まった。第2部で口上があり、前名の豊竹呂太夫(ろだゆう)を改めた若太夫さんら技芸員12人が舞台上に並んだ。
「若太夫」の名跡の復活は、祖父で人間国宝だった十代目が1967年に亡くなって以来、57年ぶり。初代若太夫は義太夫節の創始者、竹本義太夫の高弟で、1703年に独立して豊竹座を創設。文楽太夫が名乗る「豊竹」姓の始祖とされる。
若太夫さんは、67年に三代目竹本春子太夫に入門。69年からは、四代目竹本越路太夫の門下で修業を積んだ。
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