「飛ぶように売れる」桃どぶろくで、福島の魅力発信 浅草初の酒蔵

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福島の桃を使ったどぶろくをPRする木村柚月さん(右)と猿田綾美さん=東京都台東区駒形2の木花之醸造所で2024年3月22日午後4時4分、錦織祐一撮影
福島の桃を使ったどぶろくをPRする木村柚月さん(右)と猿田綾美さん=東京都台東区駒形2の木花之醸造所で2024年3月22日午後4時4分、錦織祐一撮影

 東京・浅草で外国人観光客らに人気の蔵元「木花之醸造所(このはなのじょうぞうしょ)」(台東区駒形2)が、福島特産の桃などのフルーツを使ったどぶろくを醸造して「飛ぶように売れます」という人気を博している。「クラフトサケ」と銘打ち独自性の高い酒を次々と発表しており、「福島の魅力をお酒という形で発信したい」と意気込んでいる。

 木花之醸造所は2020年6月にオープンした。「クラフトサケ」は、酒税法上の「その他の醸造酒」の免許が取りやすいことに着目。醸造過程に多彩な副原料を用いるなどバリエーションを持たせた独自性のあるアルコール飲料で、この製法で浅草初の酒蔵として新規参入した。21年からは、輸出向けの新規参入が認められたため、日本酒も輸出限定で醸造。他のクラフトサケの輸出も仲介するなど事業の幅を広げている。

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