とちぎ花センターでヒスイカズラに異変…その理由は「疲れ」?

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ヒスイカズラは例年3月には宝石に例えられるほど美しい花を咲かせる=栃木市岩舟町のとちぎ花センターで2022年3月29日午後0時37分、太田穣撮影
ヒスイカズラは例年3月には宝石に例えられるほど美しい花を咲かせる=栃木市岩舟町のとちぎ花センターで2022年3月29日午後0時37分、太田穣撮影

 春の人気イベント「ヒスイカズラフェスタ」を開催中の植物園「とちぎ花センター」(栃木市岩舟町)で、主役のヒスイカズラの開花が遅れている。例年なら3月中に一番花が咲くが、今年は初めて4月にずれ込んだ。6日には栽培スタッフによるガイドツアーを予定しており、担当者は「開花が間に合うかどうか」と気をもんでいる。

 ヒスイカズラはフィリピン原産のマメ科のつる性植物で、翡翠(ひすい)色の勾(まが)玉のような花が房状に連なる。担当の永島安紀さんによると、センターでは1992年の開園時から大温室内で3株を栽培。栽培記録によると、これまで最も開花が早かったのが2006年3月12日、遅かったのは14年3月27日だった。だが、今年は4月に入ってもつぼみのままだ。

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