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職業差別と受け止められる発言をしたとして、辞職を表明した静岡県の川勝平太知事。これまでも波紋を呼ぶ発言で批判を浴びてきたが、なぜ問題発言を繰り返したのだろうか。企業などへのコミュニケーション研修を手がける「話し方研究所」(東京都)の福田賢司代表は、政治家が陥りがちな「ある意識」を指摘する。
市民目線の欠如
「知事は常に市民の方を向かないといけない立場。ですが、川勝氏の発言からは市民目線が失われていると言わざるをえません」。以前から川勝知事の言動に着目してきたという福田さんは、こう切り出した。
同研究所が政治家に研修を行う際は、自身の言葉がどう受け止められるのかを常に念頭に置くよう伝えている。コミュニケーションの基本中の基本といえるが、…
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