江尻光(宮城・五城中2年)が混戦を制して、2オーバー74で1位となって東日本決勝大会(4月20~21日、茨城・美浦GC)に進出した。

「今日はラッキーが多くて」という。インスタートで、インはスコアカード通りのパーを並べた。折り返して3、6番のパー3で落としたが、この時点で2オーバーに4、5人が入れ代わり立ち代わり入ってくる混戦に。迎えた7番。第2打で右のバンカーに入れた。20ヤードほどのバンカーショットが「転がって途中から入りそうで、入れって思って見ていたら本当に入った」と、バーディーで抜け出した。結局、競り合っていた選手たちが3、4オーバーに落とし、江尻が最終9番をボギーにしたが、1位を確保した。

「最近はバーディーが取れなかったので、このバーディーはうれしかった」という。仙台在住で、コースには何度も来ているが。練習ラウンドも不調で「今日は78が目標でした」というから、上々の出来だった。

決勝大会は小学生の時に行っており、2回目になる。「安定したプレーをした。ダボとかイーグルではなく、パーをとっていきたい。レベルが高いと思うので、できる限り上位に行けるように頑張りたい」と意欲を見せていた。