月刊「ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載中の漫画「薬屋のひとりごと」の作画を担当する漫画家ねこクラゲ氏が26日、自身のX(旧ツイッター)を更新。一部で報じられた脱税の疑いについて謝罪した。

ねこクラゲ氏は「一部で報道されていることにつきまして」とつづり、長文の直筆文書を添付した。

まず「今回このようなことになってしまい、誠に申し訳ありません」と謝罪し、「以前の私は税金に関して無知であったため確定申告を怠っていました。2022年に税務署から本税、延滞税、無申告加算税を納めるようご指示を受けましたので、その全額をすぐに納付しており現在では税理士に依頼して、適切な申告、納税を続けています」と説明した。

また「私の無知不勉強が招いた結果は全て受け止めます。それよりもご迷惑をおかけすることになった皆様、応援してくださっている皆様に対してただただ申し訳ない気持ちで一杯です。また、しっかり納税義務を果たしている皆様にも不誠実であったと深く反省しています。このようなことは今後二度とありません」と誓った。

最後は「本件はねこクラゲ個人の問題であり、私がコミカライズを担当している作品の原作者様や、同作のコミカライズに関わる他の先生方には一切関係がありません」とし、「混同されることのないよう、お願い申し上げます」と呼びかけた。

同氏を巡ってはこの日、所得の2億6千万円を申告せず、所得税4700万円を脱税した疑いがあることが一部で報じられていた。

「薬屋のひとりごと」は、小説家の日向夏氏による同名ライトノベルが原作。アニメ化もされ、第1期は23年10月~24年3月まで日本テレビ系で放送された人気作。第2期が25年に放送されることも決定している。