「有力者の墓か」 川上南古墳群から4基、市が初調査 京都・福知山

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川上南古墳群で確認された円墳の墓坑。須恵器や鉄刀などの副葬品も出土した=京都府福知山市篠尾で2024年3月28日午前11時31分、庭田学撮影
川上南古墳群で確認された円墳の墓坑。須恵器や鉄刀などの副葬品も出土した=京都府福知山市篠尾で2024年3月28日午前11時31分、庭田学撮影

 京都府福知山市は同市篠尾の丘陵部にある川上南古墳群の発掘調査を初めて実施し、6世紀半ばとみられる古墳4基を確認したと28日発表した。周辺には6世紀初頭~7世紀前半の他の古墳群があり、この地域を基盤にした集団や古墳群の変遷を考察するうえで貴重な資料になるとしている。

 開発に伴う発掘調査。川上南古墳群は存在は知られていたが、発掘は実施されていなかった。確認された古墳のうち6世紀半ば(前半)の1基は、山を整形した円墳(高さ約3メートル、直径約17メートル)で、木棺を設置した墓坑は長さ4.8メートル、…

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