スマホの会話で直感 鶴見署、詐欺防止の学生に感謝状 神奈川

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特殊詐欺を防いだ阪部全さん(右)と中西実署長=横浜市鶴見区の鶴見署で2024年3月29日、柿崎誠撮影
特殊詐欺を防いだ阪部全さん(右)と中西実署長=横浜市鶴見区の鶴見署で2024年3月29日、柿崎誠撮影

 「オレオレ詐欺」の被害を未然に防いだとして、神奈川県警鶴見署は29日、日本大学4年の阪部全さん(23)=東京都板橋区=に感謝状を贈った=写真。70代の女性が横浜市鶴見区内の駅近くでスマートフォンを使って話す様子と漏れ聞こえた会話内容から「詐欺」と直感して110番。女性が現金の受け取り役の「受け子」に接触する直前に被害を食い止めた。

 鶴見署によると、女性は3月15日、座間市の自宅にかかってきた電話の相手を長男と誤信。不倫の示談金名目で現金150万円を用意し、電話で指示された駅に来ていた。「長男を助けたい」と自宅から遠く離れた駅に出向いて受け子を待っていたという。

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