26年かけ悪戦苦闘 北海道・帯広の農業法人、自社初のブランド和牛

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
初のブランド和牛「雪美和牛・ゆたか」を紹介する小倉修二社長(中央)ら=北海道帯広市で2024年3月25日、鈴木斉撮影
初のブランド和牛「雪美和牛・ゆたか」を紹介する小倉修二社長(中央)ら=北海道帯広市で2024年3月25日、鈴木斉撮影

 肉用牛約5500頭を飼育する北海道帯広市の農業生産法人「トヨニシファーム」は、自社初のブランド和牛「雪美和牛・ゆたか」を4月から販売する。1998年に和牛の肥育を始め、試行錯誤を繰り返して26年がかりでブランド化にこぎ着けた。小倉修二社長は「途方に暮れるときもあったが、従業員と壁を乗り越えた」と感慨深げに話した。【鈴木斉】

 同社のブランド肉は2013年に販売開始したホルスタイン種の赤身肉「豊西牛」、21年販売の黒毛和種とホルスタイン種を掛け合わせた交雑種「帯広牛」があり、今回の和牛は第3弾だ。ただ、和牛のブランド化は悪戦苦闘の連続だった。

この記事は有料記事です。

残り697文字(全文970文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月