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巨人・梶谷隆幸が阪神戦で復活の2ラン ピンチでは好守光る

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【巨人-阪神】三回表に阪神の森下翔太の飛球を好捕し、ベンチに戻る梶谷隆幸=東京ドームで2024年3月29日、渡部直樹撮影 拡大
【巨人-阪神】三回表に阪神の森下翔太の飛球を好捕し、ベンチに戻る梶谷隆幸=東京ドームで2024年3月29日、渡部直樹撮影

プロ野球開幕戦 ○巨人4―0阪神●(29日・東京ドーム)

 昨季の王者・阪神を迎えての開幕戦で「自分の体じゃないくらい緊張した」と振り返る35歳の巨人・梶谷隆幸が完全復活への大きな一歩を踏み出した。

 両チーム無得点の三回1死一、二塁のピンチ。阪神の森下翔太の右中間へ伸びた打球に右翼手の梶谷は「捕れると思った」。一直線で駆けて横っ跳びでつかんだ。すぐに起き上がり膝立ちの状態で返球。飛び出した一塁走者を併殺に仕留め、満面の笑みで喜んだ。

 好守で流れに乗った。五回2死二塁、フルカウントから内角の直球をコンパクトに振り抜いた。右翼席中段に飛び込む打球に右手を上げた。

 フリーエージェント(FA)で2021年に巨人へ加わったが、度重なるけがで一時は支配下から外れて育成選手の立場も経験した。昨年支配下に復帰し、今季、完全復活を期している。

 設立90周年を迎えた今季の巨人が掲げるスローガンは「新風」だ。新人で開幕スタメン入りした佐々木俊輔ら若手に注目が集まりがちだが、「野球をまだ続けたい。食らいついていきたい」。復活を目指すベテランも確かな存在感を示した。【川村咲平】

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