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Googleスピードテストを使ってネット回線の速度を測定する方法

2024.03.29

5G回線(第5世代移動通信システム)が快速な今、スマホをWi-Fiではなくモバイルデータ通信でインターネットに接続しているという人も多いのでは?

Googleのスピードテストは、スマホやパソコンがつながっているインターネット回線の速度が計れる、Googleのサービスです。

インターネット回線の速度がわかれば、例えばYouTubeなどで動画を見る時やFPSなどのゲームを楽しむ前に、安定してプレイできるかどうか確認できます。

スマホやパソコンで簡単! Googleのスピードテストで速度を計る方法

それでは早速、スピードテストの使い方を紹介します。なお、使用したスマホは「iPhone XS(iOS 14)」ですが、Androidはもちろん、WindowsやMacなどのパソコンでもできるため、ぜひ参考にしてください。

【参照】インターネットの速度をテストする

1:ブラウザアプリを起動して、Googleを開きます。
2:検索バーに「スピードテスト」と入力して検索します。

3:「速度テストを実行」をタップします。
4:しばらく待ちます。

5:回線速度が数値と評価で表示されます。

「Mbps」や「レイテンシ」という言葉の意味がわからなくても、「インターネット速度は非常に高速です。」と、わかりやすく説明されるため、専門的な知識がなくても回線の速度をチェックできます。

【参照】インターネットの速度をテストする

Googleのスピードテストの精度は高い?あくまで目安?

回線速度が明確な数値でわかるGoogleのスピードテストですが、その精度は正確なのでしょうか。

Googleのスピードテストと同じく回線スピードがわかる、「USEN GATE 02 」と「NETFLIX お使いのインターネットの速度」でほぼ同時に回線の速度を計測してみたところ、以下のような結果が表示されました。

左:USEN GATE 02、中央:Googl、右:NETFLIX

USEN GATE 02/ダウンロード:103.84 Mbps アップロード:10.06 Mbps
Google/ダウンロード:173.0 Mbps アップロード:8.96 Mbps
NETFLIX/ダウンロード:180 Mbps アップロード:8.5 Mbps

このようにチェックするサイト(サービス)によって、計測結果にバラつきが生じるようです。

地域の環境やプロパイダの混雑具合、インターネット全体の混雑状況やサーバーなど、計測には多くの要素が含まれているため、〝最も正確な数値〟を知ることは難しいのです。

ですから、Googleのスピードテストは、あくまで1つの目安として使いましょう。

Googleのスピードテストの結果画面に表示される数値の意味は?

Googleのスピードでストを実施した際、結果画面には「Mbps(ダウンロード)」や、「レイテンシ」といった単語が記されています。

では、これらの単語にはどのような意味があるのかについて、それぞれチェックしていきましょう。

Mbpsはダウンロード、Mbpsはアップロードの単位

スピードテストの結果画面には、「Mbps(ダウンロード)」と、「Mbps(アップロード)」という単位で、メガビーピーエスの略です。

意味は1秒あたりのデータ量(メガ数)を指し、数字で表示されます。

ダウンロードは「下り」、アップロードは「上り」と表現されることもあるように、ダウンロードはメールの受信やWebサイトの閲覧に使い、アップロードはメールの送信やデータをクラウドにあげる際に使います。

そのため、スマホやパソコンを快適に使用するためには、ダウンロードとアップロードの両方が大切ですが、インターネット検索のように、データを読み込む作業が主な場合は、ダウンロード速度が重要になります。

ダウンロード、アップロードの速度を判断する目安は?

ダウンロード、アップロード速度の目安は、どの端末でどの作業をするのかによっても異なるため、一概にはいえません。

Wi-Fiルーターといった製品を手掛けるBUFFALOを参考にすると、1Mbpsでテキストの送受信、10Mbpsで動画、画像の表示やブラウジング、30Mbpsで高画質動画の再生が快適になるとのこと。

オンラインゲームなどをプレイする際には、100Mbps以上が望ましくなりますが、一般的な使用用途であれば、30Mbps以上なら比較的快適といえるでしょう。

【参照】Wi-Fiの速度の目安は?ストレスのないWi-Fi環境をつくろう!

スピードテストをした時に出る「レイテンシ」は小さいほど通信速度が速い

ダウンロード、アップロードの数値の下に表示される「レイテンシ」とは、サーバーからデバイスにデータを送信する時間、ないしデバイスからサーバーにデータを送信する時間を指し、〝遅延時間〟を意味します。

単位は「ミリ秒(ms)」となっており、短いほど送信が早いことを意味するため、表示される「〇ミリ秒」の数字は、小さいほど快適ということがわかります。

時間帯によってスピードテストの結果が違うのはなぜ?

テストをする場所、インターネット全体の混雑具合や接続環境などにより、速度テストの結果は異なってきます。

主に朝の通勤時間帯や昼休みの時間帯、退勤時間帯はインターネットが混雑する傾向にあり、ほかの時間帯に比較すると、インターネットの速度が遅くなるかもしれません。

スピードテストがなかなか終わらない……結果表示が遅い時の対処法

スピードテストがなかなか終わらない時は、「インターネットの接続状況が悪い」などが考えられます。

地下などインターネットが繋がりづらい場所にいる場合は、地上に出るなどして、接続環境の改善をはかってください。

また、接続環境の問題ではなく、スマホなど端末に不具合が発生している可能性もあります。1度再起動してみましょう。

Googleのスピードテストができない時の原因

スマホやパソコンがインターネットに接続されているのに、Googleのスピードテストができない時には、様々な原因が考えられます。例えば……。

・ブラウザのバージョンが古い
・端末もしくはOSが古く、スピードテストに対応していない
・Googleに問題が発生している

などが挙げられます。

スピードテストはギガ(データ通信量)を消費する?

Googleのスピードテストは、インターネットに接続するため、ギガを消費……つまり「データ通信量」を消費します。

「今月はあと少しでデータ制限がかかってしまう!」という場合は、モバイルデータ通信でスピードテストをするのは、控えた方がよいかもしれませんね。

あわせて知っておきたい「IPv6」とは?

インターネット回線の速度などを調べていると、「IPv6」というキーワードを目にするかもしれません。

これは、Internet Protocol Version 6の略で、インターネットプロトコルの次世代規格を指します。

スマホやパソコンがインターネットに接続するには、住所(=IPアドレス)が必要ですが、今後はゲーム機や家電などもインターネットへ接続できるようになり、より多くのIPアドレスが必要となります。

たとえば「IPv4」の場合、IPアドレスの上限が最大2の32乗(=42憶9496万7296)個と数に限りがあるため、近い将来、IPアドレスが足りなくなると予想されていました。

ですが、次世代規格である「IPv6」のIPアドレス数は2の128乗。約340澗個(340兆の1兆倍の1兆倍)のIPアドレスが使えるようになり、この数はほぼ無限といわれています。

【参照】Softbank

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※データは2024年3月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文/髙見沢 洸

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Googleのスピードテストの使い方

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