- ポスト
- みんなのポストを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
自動車レースのF1世界選手権に参戦し4季目となる角田裕毅選手(23)=RB=が29日、東京都内で毎日新聞などの取材に応じた。三重県鈴鹿サーキットで4月5日に開幕する日本グランプリ(GP、7日決勝)に向け、「日本のファンの前を走るのはすごく特別。今年こそはトップ10に入る活躍を見せていけたら」と抱負を語った。
角田は第3戦のオーストラリアGPで7位となり、今季初入賞を果たした。日本GPでは昨年まで2回参戦し、いずれも10位以内の入賞を逃しているが、「昨季はポイントを取れるレースと取れないレースがはっきりしていた。今季はずっとトップ10を争っていて、予選ではいいパフォーマンスを築けている」と自信を示した。
日本GPは昨年まで秋に開催されていたが、今年から春に行われる。「いつもと変わらず、(F1シリーズの全)24レースと同じくらいリラックスしたメンタル」で臨みつつも、「多分、桜の中で走る鈴鹿になる。気温が低めで、タイヤが性能を発揮してタイムが伸びると思うし、その分、鈴鹿をもっと楽しめるかなと思う」と、新しい鈴鹿の景色を心待ちにしていた。【滝沢一誠】