DeNAドラフト1位の度会隆輝外野手(21=ENEOS)が、プロデビュー早々に翻弄(ほんろう)された。「1番右翼」で先発。1回先頭、広島菊池のライナー性の打球が右翼へ飛んできた。これに照明がかぶったのか、うまく捕球体勢に入れず。なんとか体で止めるも右前打と記録された。

度会は謝るジェスチャーを見せながら、中堅手の梶原とコミュニケーションをとって、確認していた。

ドラ1ルーキーにとってはこれが本拠地横浜スタジアムでの初ナイター開催の試合だった。それでも2死一、三塁から左翼手の佐野が坂倉のレフト線の打球にダイビングキャッチ。スーパープレーでピンチを脱して無失点で1回を終えた。

度会は1回先頭の第1打席では、九里の初球126キロスライダーを豪快なスイングで空振り。前日に「らしさは変えずにいきたい。打てると思った球は積極的に自分のスイングしたい」と話していた通り積極的に強振。2球目のスライダーを強いゴロではじき返すも、名手菊池の守備に阻まれ、プロ初打席は二ゴロとなった。

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