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環境アセスメントの手続きが進められている北海道釧路市音別町の馬主来沼(パシクルトウ)周辺の大規模太陽光発電事業に反対する「音別町パシクル湿原をまもる会」が設立された。事業者「Sakura2」(東京都)などに建設中止を求めるオンライン署名も今月下旬に始まり、反対運動が活発化しつつある。
「まもる会」は、音別町の住民有志らが25日に立ち上げた。「落雷などにより火災の可能性があるが、消防車は入れず、大規模森林火災の可能性があります」「大量の除草剤が海に流れ出す可能性があり、漁業に影響があります」などと書かれたA4判のチラシを作成。建設中止を求める北海道自然保護協会と日本野鳥の会釧路支部、日本鳥類保護連盟釧路支部によるオンライン署名(QRコードから)と連動し、紙ベースの署名活動にも乗り出す。
「人類が開発してはいけない場所」
「音別町パシクル湿原をまもる会」の代表で、地元で口腔(こうくう)外科医院を営む村上有二さん(69)に設…
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