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紛争で人道危機が続くアフリカ北東部スーダンで、国際医療NGO「国境なき医師団(MSF)」が現地派遣した神奈川県厚木市在住の看護師・佐藤太一郎さん(37)が治療活動を行っている。佐藤さんは26日にオンラインで現地の状況を報告。「家事ができないように指を切られた少女など、言葉にして伝えるのも苦しい被害を受けた人たちがいる。心の傷を負う子どもらも多い。国際社会の支援が必須だ」と強調した。
佐藤さんは県内出身で東海大看護学科卒。同大医学部付属病院高度救命救急センターなどで勤務し2020年にMFSに参加した。23年4~10月にチャドでスーダン難民を治療し24年1月からスーダン西ダルフール州ジェネイナで活動する。
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