美浜、高浜原発の運転認める 福井地裁、住民の仮処分申請却下

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「不当決定」と書かれた旗を掲げる住民ら=福井市内で2024年3月29日午後1時5分、高橋隆輔撮影
「不当決定」と書かれた旗を掲げる住民ら=福井市内で2024年3月29日午後1時5分、高橋隆輔撮影

 福井県内にある関西電力美浜原発3号機と高浜原発1~4号機について、地元住民らが関電に運転の差し止めを求めた2件の仮処分申請で、福井地裁(加藤靖裁判長)は29日、いずれも運転を認める決定を出した。美浜3号機と高浜1、2号機は1970年代から稼働する「40年超原発」で、関電の安全対策を追認する形となった。

 仮処分を申し立てたのは、美浜3号機が福井県の住民9人。高浜1~4号機は福井、埼玉両県の住民2人。

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