ランチパックで応援を 4月2日の自閉症啓発デーにあわせ発売

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世界自閉症啓発デーのロゴが入った「ランチパックりんごカスタード」。裏面(右)には寄付の要領などを載せている=山崎パン岡山工場提供 拡大
世界自閉症啓発デーのロゴが入った「ランチパックりんごカスタード」。裏面(右)には寄付の要領などを載せている=山崎パン岡山工場提供

 山崎製パン(東京)の岡山工場(岡山県総社市)は、自閉症や発達障害への理解と活動を応援するためNPO法人岡山県自閉症協会(岡山市北区)と協力し、世界自閉症啓発デーのロゴなどをパッケージに記載した菓子パン「ランチパックりんごカスタード」を販売している。

 4月2日の「世界自閉症啓発デー」と「発達障害啓発週間」(同2~8日)にあわせた両者のコラボ企画。4月末まで中四国9県の主なスーパーで販売する。一個につき1円を同協会に寄付する予定。

 岡山工場で開発を担当した中野雅章さんは「社内でも過去に例がない取り組みで、親しんでもらえる味にするなど工夫した。多くのの人に手に取ってもらい、支援に協力してほしい」と話す。啓発デー当日の2日は普段よりたくさん店頭に並べる予定という。

 協会の森石雅子事務局長は「当事者や支える家族はあまり世間に認知されていないので、支援はとてもうれしい。身近なパンを通して、自閉症の存在を身近に感じてほしい」と話している。【今東理恵】

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