フジテレビフラワーネットは「FNSチャリティキャンペーン」と連動した「希望のブーケ」を3年連続で販売する。24年度の支援国となるネパールの子どもたちを支援する「希望のブーケ~Love&Hope」を29日から受け付け開始する。

「FNSチャリティキャンペーン」は1974年(昭49)設立以来、フジテレビ系列28局とBSフジが協力し、放送やイベント、SNSなどで募金活動を行い、ユニセフを通じ、厳しい環境で暮らす世界の子どもたちのために支援活動を行っている。

毎年、支援国を決め、情報番組「めざまし8」などで募金の協力を呼びかけ、20~22年度の3年間は世界最貧国の1つとされるモザンビーク共和国、キャンペーン50周年の23年度はモンスーンで国土の3分の1が水没する被害を受けたパキスタンの子どもたちを支援してきた。

次の50年に向けた新たな一歩となる24年度支援国は、23年11月に発生したマグニチュード6・4の地震で150人以上が犠牲になり、約20万人が被災したネパールになる。

26年までに後発開発途上国から脱却することを目標に掲げ、経済発展と貧困削減に取り組んでいるが、気候変動による自然災害、大気汚染などの環境問題、感染症の流行や大地震などのリスクに脅かされ、貧困や格差が大きな課題となっている。

フジテレビフラワーネット(DINOS CORPORATIONが運営)ではネパールの子どもたちを支援する「希望のブーケ~Love&Hope」を29日午前10時から販売を開始(お届けは4月4日以降)。ネパールの国旗にちなんだ深紅のガーベラにピンクのカーネーションを添えた温かみのある雰囲気のブーケで、ネパールの国旗にちなみ、赤いリボンを使用している。ブーケの材料となる花には、ガーベラの花言葉「希望」、アイビーの「永遠の愛」、赤いヒペリカムの「きらめき」、ピンクのカーネーションの「温かい心」という思いが込められている。価格は税込み3850円(別途送料)。代金の内、500円をユニセフを通して、ネパールの子どもたちのための支援に活用する。

「希望のブーケ」をデザインした小松弥生氏は「ネパールの子どもと、ブーケを手にしてくださった方に『愛』と『希望』を届けたい! キャンペーンの支援国ネパールの国旗にちなみ赤系でまとめ、『希望』という花言葉を持つガーベラをメインにブーケを制作することになりました」と説明。「そして、『愛』のシンボルフラワーはアイビー。今年は、貧困に苦しむネパールの子どもたちに『愛』と『希望』を届けることをテーマにLOVE&HOPEのブーケをデザインしました」とコメント。その上で「ブーケには花の持つ力が込められています。このブーケを手にしてくださった方も是非、『愛』と『希望』をもらって頂きたいと思い、デザインしました」と締めくくった。詳細は、フジテレビフラワーネット。https://www.fujitv-flower.net/