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第25回全国高校選抜ラグビー

第25回全国高校選抜ラグビー大会(3月22日~30日)の特集ページです。公式サイト「HANAZONO LIVE」で全試合をライブ&見逃し配信。

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同じポジションの兄追う 国学院栃木・福田恒秀道 選抜ラグビー

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【石見智翠館-国学院栃木】後半、前進する国学院栃木の福田恒秀道=埼玉・熊谷スポーツ文化公園で2024年3月28日、前田梨里子撮影 拡大
【石見智翠館-国学院栃木】後半、前進する国学院栃木の福田恒秀道=埼玉・熊谷スポーツ文化公園で2024年3月28日、前田梨里子撮影

第25回全国高校選抜ラグビー大会(28日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園)準決勝

●国学院栃木17―24石見智翠館(島根)○

 兄弟で花園をわかせた国学院栃木のCTB福田恒秀道(つねひでみち)選手(1年)。鋭いステップが強みの点取り屋から、総合力の高いバックスへと成長過程にある。

 先発した準決勝の石見智翠館戦は、スピードに乗ったランで何度も相手防御網に突っ込み、攻撃にリズムをもたらした。ただ、チームの惜敗を受けて福田選手は「フィジカル的にも技術的にもまだまだ足りない。困った時に自分がブレーク(突破)できる存在になりたい」と反省した。

 昨季の花園はWTBとして全2試合に先発して2トライ。CTBだった兄・正武(せいぶ)選手(3年)とのホットラインは相手に脅威を与えた。新チームが発足して正武さんと同じ12番を背負うことに。「自分で仕掛ける場面と外側を使う場面のバランスを日々考えている」といい、今でも悩んだ時は兄のプレー動画を見て学び、動きの参考にする。

兄弟で花園に挑んだ福田正武(右)と弟の恒秀道。中央は父恒輝さん=栃木県栃木市の国学院栃木高で2023年12月23日、面川美栄撮影 拡大
兄弟で花園に挑んだ福田正武(右)と弟の恒秀道。中央は父恒輝さん=栃木県栃木市の国学院栃木高で2023年12月23日、面川美栄撮影

 「お兄ちゃんだったら、もっとスムーズにパスが回るのかな、ということがある。いろいろ吸収しながら、勝利に貢献できる選手になりたい」。高みを目指して、鍛錬を重ねる。【角田直哉】

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