日本サッカー協会は28日、パリ五輪の前哨戦となる国際親善大会「シービリーブスカップ」(4月6日開幕、米国)に臨むなでしこジャパンメンバー22人を発表した。

昨年の女子W杯で得点王に輝くも、昨年12月に右足首骨折で離脱していた宮沢ひなた(24=マンチェスターU)が復帰。所属クラブで試合復帰していない状況での招集に、池田太監督(53)は「所属チームとコミュニケーションを取り、リハビリ状況を把握していた。試合に出られる状況」と話した。負傷離脱中の遠藤純(エンゼルシティー)、猶本光(三菱重工浦和)らは招集外だった。

同大会は、パリ五輪出場が決まった4カ国(日本、カナダ、米国、ブラジル)がトーナメント方式で戦う。日本は4月6日に米国と対戦し、ブラジルはパリ五輪で日本と同組。パリ五輪のメンバーは18人で生き残りをかけた戦いが続く。

 

女子日本代表メンバーは以下の通り。

 

GK 山下杏也加(INAC神戸)平尾知佳(新潟)大場朱羽(ミシシッピ大)▽FP 熊谷紗希、南萌華(以上ローマ)田中美南、守屋都弥、北川ひかる(以上INAC神戸)清水梨紗、林穂之香、植木理子(以上ウェストハム)清家貴子、石川璃音(以上三菱重工浦和)上野真実(広島)長谷川唯(マンチェスター・シティー)杉田妃和(ソーンズ)長野風花(リバプール)宮沢ひなた(マンチェスター・ユナイテッド)藤野あおば(日テレ東京V)浜野まいか(チェルシー)谷川萌々子(ローセンゴード)古賀塔子(フェイエノールト)