内部通報されない不祥事 「規範意識の鈍麻」要因 消費者庁分析

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消費者庁が入る合同庁舎=東京都千代田区霞が関で、竹内紀臣撮影
消費者庁が入る合同庁舎=東京都千代田区霞が関で、竹内紀臣撮影

 消費者庁は27日、企業が公表した不祥事の調査報告書を分析し、内部通報制度の実効性が保たれているかどうかを検証した結果を発表した。内部通報されなかった要因として「規範意識の鈍麻が挙げられる」などと指摘。不正の早期発見に向けて経営トップに対する提言も盛り込んだ。

 消費者庁によると、内部通報制度の実効的な運用を阻害している要因の分析を目的とし、2019年以降に公表された企業の不祥事に…

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