特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

コロナワクチン非接種者へのハラスメント、消防長を停職と降格処分

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
元職員が一人での勤務を余儀なくされていた廊下脇の協議スペース=滋賀県甲賀市水口町水口の甲賀広域行政組合消防本部で2023年6月2日午後2時23分、村瀬優子撮影
元職員が一人での勤務を余儀なくされていた廊下脇の協議スペース=滋賀県甲賀市水口町水口の甲賀広域行政組合消防本部で2023年6月2日午後2時23分、村瀬優子撮影

 滋賀県の甲賀広域行政組合消防本部(甲賀市)で、新型コロナウイルスワクチンの接種を受けなかった女性職員が「接種拒否者」として廊下脇で勤務させられるなどした問題で、同組合は28日、感染対策として不適切な判断をしたなどとして、本田修二消防長(60)を停職3カ月の懲戒処分、部長級から課長級に降任する分限処分をしたと発表した。消防長は同日付で依願退職した。

 消防本部は2021年、接種を辞退した30代の女性職員に対し、全職員との接触を制限。「ワクチン接種拒否者への業務区別」とする消防長名の内部文書で全職員に知らせ、職員は退職した。問題は23年に毎日新聞の報道で発覚し、第三者委員会が「違法で不当、不適切だった」として、ハラスメントだと指摘する報告書を出した。

この記事は有料記事です。

残り249文字(全文576文字)

【時系列で見る】

関連記事

あわせて読みたい

この記事の特集・連載

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月