放送作家の野々村友紀子氏(49)が28日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜午後1時55分)に出演。昨年末に「週刊文春」に性行為強要疑惑を報じられ、真偽を明らかにする裁判に注力するため1月から活動休止したダウンタウン松本人志(60)について言及した。

野々村氏は「もちろん被害に遭われた女性の声に寄り添わないといけないっていう気持ちはわかります」とした上で「松本さん側の情報っていうのが、本人の口から出ていませんでしたし、吉本興業も大きな発表もなかったですから、やっとここで聞けるのかな」と述べた。

続けて「双方きっちり平等に出た上でみんな判断しないといけないなと思う。それは裁判で明らかになるんでしょうけど」とし「今こんなに何もわからへんのに、ここまで本当に追い込んでいいのなって。一人間、一芸人の人を。それは松本さんだけじゃなくって小沢(一敬)くんもずっと休んでますから。ずっとお笑いができない状態で仕事ができない、人がでてきていることは、すごく大きなことだと思いますので、ここで本当に明らかにしてほしい。(裁判が)3年もかかってしまって、その間、小沢くんどういう風に仕事をしていくのか。松本さんも出られないのかって言うのは非常に気になります」と話した。

裁判をめぐってはこの日、第1回口頭弁論が東京地裁で開かれた。松本は週刊文春を発行する文藝春秋ほか1人を被告として訴訟を起こし、約5・5億円の損害賠償等を請求した。松本は出廷せず、代理人弁護士3人が出席。文藝春秋側も代理人弁護士ら2人が出廷した。訴状陳述などの確認を行い、約5分弱で終了。次回は6月5日に行われる。