宮城野部屋は伊勢ケ浜部屋に転籍 大相撲の暴力問題

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臨時理事会後、宮城野部屋の前で謝罪する宮城野親方(左)と北青鵬=東京都墨田区の宮城野部屋で2024年2月23日午後2時51分、村社拓信撮影
臨時理事会後、宮城野部屋の前で謝罪する宮城野親方(左)と北青鵬=東京都墨田区の宮城野部屋で2024年2月23日午後2時51分、村社拓信撮影

 日本相撲協会は28日、東京都内で理事会を開き、大相撲の元前頭・北青鵬の暴力問題が起きた宮城野部屋について、監督責任を問われて師匠の立場を外れた宮城野親方(元横綱・白鵬)や力士ら全員が4月から、同じ伊勢ケ浜一門の伊勢ケ浜部屋へ無期限で転籍することを決めたと発表した。

 宮城野親方と宮城野部屋付きだった間垣親方(元前頭・石浦)は伊勢ケ浜部屋付き親方となる。今後は師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)や協会理事となった浅香山親方(元大関・魁皇)らが宮城野親方を指導し、場所ごとに一門が協会執行部に状況を報告する。

 佐渡ケ嶽広報部長(元関脇・琴ノ若)は宮城野部屋の再興も視野に「閉鎖ではなく、(伊勢ケ浜一門での)一時預かり。(宮城野親方には)しっかりまた頑張ってもらって、力士たちがいい環境で稽古(けいこ)できるよう、立派な師匠になってほしい」と話した。

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