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第96回選抜高校野球大会は28日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で準々決勝があり、前回優勝の山梨学院は1―6で健大高崎(群馬)に敗れ、史上4校目の春連覇はならなかった。
山梨学院の吉田洸二監督の試合後の主なコメントは次の通り。
爪が割れた津島は「よく投げてくれた」
山梨学院・吉田洸二監督
ワンランク上のチームに力でねじ伏せられた試合になった。相手投手の調子は良さそうではなかったが、球のキレが素晴らしく、最後までしっかりと捉えきれなかった。先発の津島は途中で爪が割れ、うまくボールが指にかからなくなったが、よく投げてくれた。
(中盤に津島投手の爪が割れて)どうするかというところで、0が続いていたので、もう少し頑張ってもらえたらと考えた。あそこでスパッと交代する選択肢もあったかもしれないが、今大会、本当に頑張ってくれていた。何とか五回までと思っていたが、痛い中、よく頑張ってくれた。
(谷間の世代で8強入り)褒めてやりたいね。若いコーチ陣が若い選手たちとすごいエネルギーを生み出して、練習していることを出せたと思う。俺が「引っ張るぞ」と、私が指導しても絶対こうはならない。昨年の優勝から、優勝旗を返せたら(いい)というところから始まった物語。いいものを間近で見られたというのが正直な気持ちです。
負けて伸びるところは高校生はすごくある。これを励みに次にステップできる。また、みんなでこれをはじき返すようなチームを作りたい。
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