谷頭さつき(24)が、70の2アンダーで、田村和(21)木下智穂(30)を1打差で振り切り“開幕戦”優勝を果たした。

同大会の特色でもあるプロトーナメント並の難しいセッティングの中、安定感が光った。会心のホールは「9番です。距離が長くてアゲンスト。難しかったのですが、セカンドの5ウッドで、ピン左6メートルにつけました」と話した。優勝については「今日は、バーディーを5個取るのを目標にしていたんです。5個ぴったりでした」とうれしそうに報告した。

今秋のプロテスト合格に向けた、シーズンが始まった。「ティーショットの安定性とアプローチの精度を上げれば、通ることができると思うが、テスト合格は通過点と思ってます」と、将来の大きな飛躍を視野に入れている。