脳科学者の茂木健一郎氏が27日、自身のX(旧ツイッター)を更新。活動休止中のダウンタウン松本人志(60)の今後のお笑い活動に”助言”した。

松本は「週刊文春」側に対して起こした訴訟の第1回口頭弁論が28日に開かれることを前に、26日に代理人弁護士を通じコメントを発表し、自身のXにも記した。それをうけ茂木氏は26日、Xで「ひさしぶりに松本人志さんの言葉にふれることができて、安心しました」と書き出す、松本に関する長文の私見をつづっていた。

27日にはXに改めて「一日経って、松本人志さんのポストにあらためて思う。ギターで言えばエレキじゃなくてアコースティック、unpluggedなお笑いをされたらいいのに」と記した。そして「テレビ局とか後輩芸人などの仕掛けが、エレキ。そういう助けなしで、ご自身でピンで話してユーチューブあげればいい。面白い人はただ話しても面白いはず」と述べた。

茂木氏は17年2月から3月ごろにかけ「日本のお笑い芸人たちは、上下関係や空気を読んだ笑いに終止し、権力者に批評の目を向けた笑いは皆無。後者が支配する地上波テレビはオワコン」などと記したことがある。この際、松本人志がフジテレビ系「ワイドナショー」で茂木氏の発言について「茂木さんが全然面白くないから。笑いのセンスがまったくないから、この人に言われても『刺さらねぇぜー』って感じ」などとコメントするなどのやりとりがあった。茂木氏は松本が今回活動休止に入った後も、SNSなどで松本や日本のお笑いに関するさまざまな私見などを発信してきた。