男子ゴルフツアーの国内開幕戦、東建ホームメイト・カップが28日、三重県の東建多度CC名古屋で始まる。

21年大会優勝の金谷拓実(25=Yogibo)は26日に会場で取材に応じ、「いいプレーができるように頑張る」と意気込んだ。

昨シーズン終盤の反省から、オフにはショット精度の改善に取り組んだ。「トレーニングをしながら、体の動きを正しい動きに落とし込むように確認した」。その成果を国内開幕戦で発揮するつもりだ。

今季はすでに海外ツアーに出場しており、2月にオマーンで行われたアジア・ツアーでは7位に入った。「オマーンではいいプレーができたけれど、そのほかの試合では予選落ちもあった。悔しい結果も多かったので、ランキングを上げられるように、1試合1試合頑張る」と話した。

昨季賞金ランキング3位に入ったことで、欧州ツアー出場の資格も得ている。2月に2年ぶり米ツアー優勝を遂げた松山英樹からは刺激を受けた。「松山さんが日々練習する姿を、学生のころからたくさん見てきている。良いときも悪いときも練習を続けているから、結果に結びつく。松山さんのすごさを感じた」と力を込めた。

2月には星野陸也が欧州ツアーで優勝し、3月には幡地隆寛がオーストラリアとアジアの共催大会を制した。「そういった選手がたくさん出てくると思うし、相乗効果でみんなでうまくいければ」と描いた。